創作展の模様

■創作展・2000

2000年度の創作展は9月23日(土)と24日(日)に開催されました。展示部門というありがちな部門ですが、好評のようでした。そのときの状況をお伝えいたします。


●9月23日

初日がまず雨という天候。近年はよくあることのようですが、出だしの客足は非常に鈍かったです。当然、速攻集まっているのがOBさん方で、一部は異様に早かったようです。かくいう私は昼頃に出てきました。一応ホームページの管理人で、自称カメラマンな私はデジカメというアイテムをひっさげて当然のごとく出向くわけです。

当然のごとく、一番最初にもらうもの。それは投票用紙。050の世代から生徒が投票できなくなっているのです。投票できるのは審査員の先生方と一般の皆様。一般の皆様に絶大なる評価をもらったクラスが創作展の部門賞や創作展大賞に輝くわけです。

演示実験の模様で、新しい?投票システムをお伝えしたところで中身です。内容は化学部の展示なので、夏休みの間にやった実験の説明…、だけだとつまらないので、客寄せのためにスライム作りや演示実験をやっています。

右にある写真は液体窒素を使った演示実験で、一番の目玉なのですが、初日は金属ジュワー瓶を使っていて、プレゼン性に欠けていました。中に何が入っているか判らない、というか、インチキしていてもバレないじゃんというか…。

本題である研究発表という点では、もちろんぬかりなくポスター展示もしていました。カメラのメモリが足りずに断念しましたが、一応、数枚を納めてあります。

金属樹と金属葉表面張力過冷却

ポスターだけでなく、研究成果を冊子の形でまとめ上げたResearchなる部誌もあります。今年は藁半紙ではなく、再生紙の中性紙です。近年の中では紙が最も上質ではありますが、なぜか40部くらい残っています。

話題は違いますが、この後にOB会があったのは言うまでもありません。(笑)


●9月24日

というわけで、2日目。午前中は曇っていましたが、午後は晴れてきました。昨日は金属ジュワー瓶でやっていた実験もガラス製に変更。少しは見やすくなったでしょうか?

超伝導!?

左に写真は超伝導の模様です。公開していたと言うより、内輪でやっていた、浮いているかどうか怪しげな、超伝導現象の再現の模様です。浮いているでしょ?

疑うのであれば、画像はサムネイルですので、証拠写真(76.1K)本体を手に入れてじっくり見てみましょう。JPEGのブロックノイズが入っていますが、浮いていますよね!?

ちなみに、写真の中にあるのは液体窒素の演示実験名物、マシュマロです。冷凍させてから食べると食感が違って、非常に不思議なものとなります。液体窒素というものは気体を液化させたもので、容器はそれ専用のもの、通常の薬品なんぞとてもではないけれども溶けこまないため、化学室内では唯一とも言える安全な飲食でもあります。

そんなこんなで日が暮れ、いよいよ創作展も終了。

実は一番緊張するときのはずなのですが、OBさん方は「まったりとした」ムードに。それもそのはず、某イベントがあるからです。順位に関係なく。

片づけが終わるかと思いきや、それとほぼ同時に部長が展示部門第一位を獲得してきました。で、お約束の集合写真です。

集合写真

来年もご来場をお待ちしております。

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