2008.12.02 Tuesday

◇ CDの素材

 今月24日から、BLU-SPEC CDが発売となります。これを企画しているのはSMEですが、BLU-RAYのディスクに使用されている、高分子量ポリカーボネートが使用されているとのことです。

 分子量が高くなったことでデモールドの際の離型が正確になり、ジッタが減るとのことですが、ポリカーボネートに添加剤を加えて複屈折を無くした特殊グレードのポリカーボネート素材を利用しているSHM-CDとの違いはいかに?といったところですね。通常のCDにはかなり分子量の低いポリカーボネートが使用されているらしいのですが、射出成形の際の流動性を高めるためなのでしょうか。

 ちなみに、同じソニーグループのソニーミュージックコミュニケーション(SMC)はSHM-CDの製造ラインを入れたとのことです。

Posted by キャニオン at 20:45 | comments (0) | trackbacks (0) | 雑談
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