東京JAZZなど

2017.09.11 Monday 23:25
キャニオン


 で、気を取り直して?9/5にモーション・ブルー・ヨコハマで川口千里TRIANGLEを。

 そう、今回の川口千里さんのトリオ川口千里TRIANGLEはCIDER 〜Hard & Sweet〜のレコーディングメンバーなんです。Philippe Saisse (key(/pf))、Armand Sabal-Lecco(eb)なんですけど、キーボード/アレンジの鬼才のPhilippe Saisseさん、とにかくノリの良いベース(しかも、フレットレスがメイン)を弾くArmand Sabal-Leccoさんとのトリオはキメにしてもソロにしても洗練されていて、世界の先端で活躍している方々の演奏のレベルは全然違うだなと実感。しかも、この公演、この3人とも譜面無し。3会場行っていないのでそこまで判りませんが、いろんな奇跡が起きたんだと思います。

 2ndステージの冒頭、川口千里さんの師匠としての立場が有名になりつつある(笑)菅沼孝三さんが50周年記念モデル、川口千里さんがAbsolute Hybrid Mapleのフルセット(いつものラックで組んだ2スネア、1バス、3タム、2フロア+パーカッション。ただし、メインスネアはセットの物ではなく、14" x 5.5"のスチール)との音の比較を狙ったツインドラムの演奏。一応、菅沼孝三さんのバスドラには吸音用のクッション?が入っていて、50周年記念モデルはシェルがちょっと厚めのメイプルとのことで、音がAbsolute Hybrid Mapleと比べると気持ち重めの印象。まぁ、会場にあった1セットの他、同じ色はあと4セットの計5セット、もう1色が5セットの計10セットだけがヤマハ中国工場で製作・販売されるドラムセットのはずで、しかもパーツ売りしないので、1スネア、2タム、1バス、1フロアのセットだから、完全に高額な記念品(一応、数量限定の売り物です)ではあるのだけど、そんな物好きはいるのかな...。

 そんなドラムバトル?が終わって、菅沼孝三さんが退場して(笑)、川口千里さんが再びトリオのメンバーをステージに呼んで後半のセットの演奏を。最後の曲が終わってステージを去ろうとしても、モーション・ブルーの狭いステージに50周年ドラムセットと要塞セットがある都合上、さっと廻って下りられず、控え室に去ることが出来ない中、照明が当たった状態でアンコール。曲がないということでダブルアンコールにはなりませんでしたが、最後に川口千里さんが出てきて一言挨拶してくれました。

 帰りに物販でCIDERのCDを1枚買って、デザイン上最高の場所にサインを入れていただきました。サインはブックレットかCDのラベル面にしてもらうのが一般的ですが、入れてもらうなら断然あのスペースでしょう。このサイン入りのCDは宝物にします。

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[Serene Bach 2.25R]