コトリンゴ×ビューティフルハミングバード 洋館プレミアムコンサート ライブレポ

2017.03.24 Friday 23:41
キャニオン


 出演はタイトルのとおりコトリンゴさんとビューティフルハミングバードのお2人の2組なのですが、サポートが、楠均さん(ds)、千ヶ崎学さん(b)、田村玄一さん(ペダルスチール、スチールギター)というKIRINJIの面々。(後に、ただのサポートではないと判明するのだけど)

 しかし、演奏開始当初から全員揃っているという不思議な形態。曲はコトリンゴさんとビューティフルハミングバードのそれぞれからの持ちよりでした。
 ヴォーカルパートをコトリンゴさんと小池光子さんとで交互に入れ替わってみたり、コトリさんの番ではサポートの面々含めて演奏陣で派手に盛り上がるなど、誰を目当てに来ても「おいしい」コンサートでした。

 それにしても、コトリさん、3曲目に来た自分の曲で飛ばし過ぎなソロを披露で大歓声!(まだ開演から3曲目ですよ...)

 狭い空間なので、ドラムやシンバルにミュートが仕込まれているんだけど、シンバルのミュートが演奏中に飛んでいくハプニングが発生w でも、ブラシワークもあって楠さんのドラミングもなかなか。

 後半「悲しくてやりきれない」の後のMCで、田村玄一さんに「この世界の片隅に」の音楽賞の件を取り上げられていましたが、その収録曲の「悲しくてやりきれない」を文字ってコトリさんがボソッと「プレッシャーでやりきれない」とかわいらしい発言がw。

 ペダルスチールのような楽器を使って、ハワイのような感じにならないかと映画製作サイドから言われたらしいけど、全然そんなことはなかったという話も披露され、田村玄一さんの音の懐の深さを見られる話もあったのでした。

 そして、今回のすばらしいライブを企画するに当たって、実は千ヶ崎学さんが北区在住で、KIRINJIとビューティフルハミングバードの双方と接点のある彼が、2年も前から今回のライブを企画したものということが終盤に判明したのでした。

 そんな、いろんなプレミアムな会となったセットリスト。

<セットリスト>
1. 碧色を知れば(ビューティフルハミングバード)
2. 旅人(ビューティフルハミングバード)
3. classroom(コトリンゴ)
4. Snowman(コトリンゴ)
5. June(ビューティフルハミングバード)
6. ことりのうた(作詞:与田準一、作曲:芥川也寸志、作曲家が北区出身)
7. テーラー兄弟(コトリンゴ、Vo:小池光子)
8. ウメボシジンセイ(ビューティフルハミングバード)

[7] beginning... [9] >>
comments (0)
trackbacks (0)


<< 気がついたら年明けてたらしい
服装問題 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.25R]