JAXA相模原キャンパス特別公開2010二日目

2010.08.01 Sunday 09:40
キャニオン



image[はやぶさ運用ホワイトボード] 地球に帰還した日の運用が書いてあるホワイトボード。現場の雰囲気が伝わってきます。

image[IKAROS] 続いて、イカロス君、じゃなくてIKAROS。光子圧を受けて帆で宇宙空間を漂う工学実証機です。放たれたのは金星と地球の間の軌道なので、受ける光子圧は主に太陽のものですね。(IKAROS = Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)

image[IKAROS展開中の帆] 展開中の帆。長い!

image[IKAROS本体] IKAROSの原寸大プロトタイプ。最初は写真のように上記の引き延ばされる帆の先に錘がついているものがコンパクトに巻いてあります。この本体を高速回転(25 rpm)させたときの遠心力で帆を広げるんだって。帆が拡がると回転速度が落ちます。(フィギュアスケートのアップライトスピンの逆。この回転数の変化という現象で展開をまず確認。その後、DCAM2と1で本当に展開されている姿を撮影していました) ほぼ無回転の状態からエネルギー無しでは回転できないので、IKAROSでは展開用の噴射剤としてHFC134aが使われていました。

image[IKAROS表] image[IKAROS裏] で、このIKAROSの膜を展開した状態で展示してあったのが第4会場なのですが、それでも大きいので1/4だけ展開してありました。表面と裏面。

image[IKAROS] 戻って第2会場。一応、展開後の1/20の模型が展示されてました。

image[ソーラー電力セイル探査機] IKAROSは工学実証機なので、当然、この技術を搭載した探査機が出る予定です。来年か再来年、木星に向けて出発するのだとか。(ちゃっかりイカロス君も写ってます)


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