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2007.06.26 Tuesday

◇ [山中千尋] Chihiro Yamanaka Trio Tour 2007 Summer

山中千尋さん(pf) 土曜はシンガーソングライター、日曜はピアノトリオのJazzでした。最高の週末でした。

 さて、今回見に行ったのは山中千尋トリオなのですが、私が山中千尋さんを知ったのは、ラジオがきっかけなのです。

Jennifer Leithamさん(b)Allison Millerさん(ds) TFMのBACKSTAGEを聴いていたときに偶然流れていたピアノを聴いて、これはすごい!と感じたのが最初で、ADLIB誌を買う前、まだ本格的にJazzやFusionに嵌り出す前ですね。

 去年のベストセラー、ユニバーサル2枚目のアルバム【LACH DOCH MAL】を買って聴いていたんですが、別の時に見たインタビューでは、CDはレコーディングで出来ること、ライブはわりとスタンダードを演奏するという話だったので、一度は聴きに行きたいなと思っていたんです。

 でも、今春のライブチケット取りは失敗、大阪行き(大阪BN)も体調不良で夢も叶わなかったので、今度こそは、と思っていたところ、東京公演は6月23日。これでは行けないと諦めかけていたら、追加公演があったので申し込みました。

 場所はTokyo TUC。

 会場は満員御礼、69番で入場したら運良く4列目を取れましたが、段差がないのでほとんど前が見えません..。でも、ベーシストのJennifer Leithamはとても大きい方なので、ベースはよく見えました。

 開始は16時少し過ぎた頃から。

 内容ですが、実にすばらしい!生ピアノ&アップライトベースからあんな多彩な音が出るなんて。ピアノから出される意外な音と、大ベテランのベーシストの奏でる多彩な音が今日の大きな収穫でした。

 Allison Millerのドラムスはロック色が強く、音はコジカナツルの鶴谷さんのようなイメージ。(遊んでいませんが、センスは近いです)

 演奏されている各曲のタイトルはすぐに思いつきませんでしたが、わりと聴いたことのある曲をやっているようでした。1曲、新しいアルバムから“Sing Sing Sing”を。この曲をピアノトリオで聴くのは初めてでしたが、何となくわかりました。

 ダブルアンコールで、終わったのが19時を回っていました。この内容で8,000円は安かったかもしれない、そう思えた公演でした。

 蛇足ですが、山中さん、本当にシャイな方で、MCは本当にホンワカ・グダグダでした。(;^_^A でも、ピアノはとてもパワフル。あんな小さな体で豪快な男性ピアニストに引けを取らない、実に力強い演奏をされるのが印象的でした。

 連絡事項ですが、8月22日に3rdアルバム、【ABYSS】が出るそうです。また、6月23日の東京は草月ホールの公演は収録されていて、10月にDVDとなって発売されるようです。(タイトル未定)

 DVDってなかなか見る時間が取れないのですが、ピアノをこういう使い方する人はたぶんいないので、見ていても面白そうだし、買おうかな..。
Posted by キャニオン at 04:49 | comments (0) | trackbacks (0) | 音楽 > Jazz・Fusion

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