キャニオンのブログ 〜音楽とでじたるな日々〜

　上原ひろみさんの【Time Control】は、2007年2月21日発売の新譜です。あえて括るとすればロックやプログレの要素のある、エレクトリック・フュージョンですね。（こういう括り方をすると、多くの要素が漏れている気がしますが..） このCDが、タワレコの試聴機にセットしてあって、聴いてみたところ、音の組み立てが面白かったんですね。まだ予定はアップされていないみたいですが、今秋に来日ライブがあるそうで、この曲がライブで演奏されたら迫力がすごいんだろうなと。

　マイルス・デイビスは勉強用にと思ったんですけど、実は彼の音楽性は時代と共に変わっていって、店の棚でも何年代のデイビスと分けられているんですね。今回買ったのは、1964年のセッションのライブ録音で、Miles Davis(tp), George Coleman(t.sax), Harbie Hancock(pf), Ron Carter(b), Tony Williams(ds)といったメンバーです。リズム体がとても若くて、Harbie Hancockは当時23、Ron Carterは26、Tony Williamsが18なんだそうです。まだエレクトリックになる前の、第二期クインテットらしいのですが、若手のリズム体なのに、とても聞きやすいのが印象的でした。