キャニオンのブログ 〜音楽とでじたるな日々〜

　尤も、DVDが目当てで初回盤を買ったわけではない（Amazonだと15％引きで通常盤より安く買える）ので、時間と精神的余裕があるときにでも見ようと思います。それより1ヶ月遅れの全トラック紹介を..。

01. 飛び立てない私にあなたが翼をくれた
　作詞：三枝夕夏　作曲：大野愛果　編曲：小澤正澄

　11thシングルで、2nd以来、バンド編成の曲として編曲されたウルトラマン・ネクサスのタイアップソングでした。

02. ジューンブライド 〜あなたしか見えない〜
　作詞：三枝夕夏　作曲・編曲：徳永暁人

　12thシングルのタイトル曲です。バンドは何処へ？という久しぶりのバラード曲ですね。でも、感想にギターソロが入り、アレンジも上手くはまった気がします。このアルバムの中ではやや浮いている気がしますけど..。この曲は「名探偵コナン」のエンディングソングのタイアップがついていまして、内容が内容だけに物議を醸してました。

03. 君の愛に包まれて痛い
　作詞：三枝夕夏　作曲：水野幹子　編曲：古井弘人

　13thシングルです。ここからしばらく古井さん編曲のパンクロックが続きます。タイトルが出たときにはネタかと一時期騒がれていましたけど、聴いてみると意外と普通で、ノリが良くて聴きやすい曲に仕上がっています。この曲は「格闘美神 武龍」のタイアップソングでした。

04. 愛のワナ
　作詞：三枝夕夏・水野幹子　作曲：水野幹子　編曲：古井弘人

　14thシングルです。内容では前作よりネタ感が強いものですけど、ノリの良さではこっちの方が上で、ライブで聴いたら楽しいのでしょうね。作曲者の水野さんが作詞に参加していますけど、おそらくデモ持つ雰囲気を残すために残したところがあるんでしょう。この曲も「格闘美神 武龍」のタイアップソングでした。

05. 夏のフォトグラフ
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：古井弘人

　三枝さん作曲のアルバムオリジナル曲ですが、曲のアレンジは置いておくとしても、曲自体の持つ雰囲気は2ndに収録されている“私を許さないで”に近いと思いました。

06. 君の中に僕の居場所探したい
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：葉山たけし

　どこか懐かしい雰囲気を持つアレンジに、キャッチなサビ、大田さんのコーラスと、このアルバムのオリジナル曲で1・2を争うお気に入りの曲です。

07. もう自分が自分に嘘をつかないように
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：小澤正澄

　14thシングル『愛のワナ』のカップリングです。三枝さんの素直さがそのまま出ている感じがした曲ですね。

08. 明日に降る夢よ
　作詞：三枝夕夏　作曲：寺尾 広　編曲：小澤正澄

　9月20日のPodcastingで紹介されたときに聴いているんですけど、流石は寺尾さん、良い曲書きますね。このアルバム一の秀曲ではないかと思われます。小澤さんのアレンジも秀逸だと思います。

09. 100もの扉
　作詞：愛内里菜・三枝夕夏　作曲：大野克夫　編曲：古井弘人

　この曲、実はシングルに収録されていたTV on-air ver.の方が好きです。理由は多聞に漏れず、ドラムセット。あのやたらとペシペシ鳴るシンセのドラムセットが嫌いです。

10. 空飛ぶ白いあの雲のように
　作詞：三枝夕夏　作曲：大野愛果　編曲：葉山たけし

　岩田さゆりのデビュー曲のセルフカバーです。アレンジと三枝さんの声がはまっている感じがしました。岩田さゆりさんのオリジナルは何一つCDで聞いていないんですけど、GARNET CROW、小松未歩のセルフカバーがどれもはまっているので、今回も何気に楽しみにしていたトラックでもあります。

11. Everybody Jump
　作詞：三枝夕夏　作曲：岩井勇一郎　編曲：古井弘人

　15thシングルのタイトル曲です。元々は「途切れないキズナ」というタイトルでパン工場ライブで披露されていたもので、至る所にTHURSDAY LIVEにちなむ語句が出てきます。この曲は「格闘美神 武龍 REBIRTH」のタイアップソングでした。

12. Fall in love
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：古井弘人

　16thシングルのタイトル曲です。分かりやすく、ちょっと古い感じのするメロディが頭の中に残りやすい曲です。この曲も「格闘美神 武龍 REBIRTH」のタイアップソングでした。

13. 愛言葉
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：古井弘人

　合い言葉は「デシデシ〜」をそのまま曲にしちゃいました！というキャッチフレーズ以上の説明は不要かと..。要するにライブで披露するための1曲という位置づけですね。

14. Honey
　作詞・作曲：三枝夕夏　編曲：葉山たけし

　どこか懐かしい感じのアレンジというのは好印象なんですけど、1コーラス目のボーカルが細すぎて、私にはアウトという感じでした。後半にかけて良い感じになってくるんですけど、これで終わりというのが少し微妙な感じです。

　葉山さんや小澤さんアレンジのはまったアレンジや、自身の作曲の曲が多くて、三枝さんの作品の中では一番の出来かなと思いました。ボリュームに関しては満足がいく作品にはなっていますね。特に“君の中に僕の居場所探したい”と“明日に降る夢を”が個人的に良くできているトラックで、一押しとしたいです。