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2006.11.16 Thursday

◇ [竹井詩織里] Like a little Love(Sg)

Like a little Love 竹井詩織里さんの8枚目のシングル、『Like a little Love』を店着日に入手しました。(先週の話ですが..)

 都内某所のHMVに行ったら、入ってすぐのところに置いてあるのに気づかず、J-POPタ行のところを10分ばかり探してしまいました。(^^ゞ 珍しく店頭の一番目立つところに置いてありましたよ。試聴機のボリュームコントロールが右には効かず、音が大きすぎたのでコメントは少しだけ聞いて出ていきましたけど..。

 では、高岡亜衣さんの『acoustic love』以来、久しぶりの全曲紹介を。

1. Like a little Love 作詞:AZUKI 七 作曲:徳永暁人 編曲:小林哲
 作詞は前作に引き続きAZUKI 七が担当、“桜色”と同じように妙に玄人感を感じさせる詞になっています。ピアノ曲に仕上げられているのですが、ピアノのわりに使っている音域が狭く、メロディラインは上手くボサノバに乗せた前作よりも単調な気がします。尤も、前作の作曲は大野愛果さん、今作は徳永暁人さんなので、その違いがくっきり出てしまったわけですけど..。

2. あたたかな冬の日 作詞:竹井詩織里 作曲:今井万紀 編曲:小林哲
 タイトル曲とはうって変わって、竹井さんらしい曲。曲調はこっちの方が好きかな..。麻井さんのベースが何とも言えず良い仕事です。

3. 流星 作詞・作曲:竹井詩織里 編曲:麻井寛史
 なんと、竹井さん本人による作曲です。『桜色』収録の“或る日の朝に”以来2曲目です。とってつけたようなCメロと言い、メロディのつなぎと言い、苦労して作った感じが漂っているのが聴いていて判ってしまいますね..。(;^_^A ひねりはせめて転置程度で良かったのでは?と思うのですが、転置が有効なのはメロディがしっかり書けているときだけですからね..。
 コード単位でしっかりまとめて曲を作っていく方がきれいなメロディを紡いでいくより敷居が低いと思うので、そっちからチャレンジした方が良いと思うのでした。(私はピアノ曲のメロディラインにはうるさい人なので..)

 さて、今作ではタイトル曲では大楠雄蔵さん(pf, from OOM)、車谷啓介さん(ds, from db)が、全曲にわたって古賀和憲さん(g)、麻井寛史さん(b, from the★tambourines)が演奏者として参加しています。
 古賀さんはJazzを中心とする分野をメインに主に関西で活躍されているフリーのギタリストで、GIZAではパンライブの他、竹井さんの1stアルバムからレコーディングに関わっているようです。曲調にギターが合っているのは流石と言えるでしょう。

 あとは、招待のライブに当たるかどうかが運試しなのかもしれませんね。“きっともう恋にはならない”、“あたたかな冬の日”とそれなりに良い曲が続いているので、次作以降にも期待してます。
Posted by キャニオン at 04:51 | comments (0) | trackbacks (0) | 音楽 > J-POP > GIZA > 竹井詩織里

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