キャニオンのブログ 〜音楽とでじたるな日々〜

　まずはチバテレビのMU-GENから。今回のMU-GENでは「ヤスミン」とか、「Naifu」、「そよかぜ」といったバンドやグループが紹介されていました。Mステなどで紹介されている「有名な音楽」よりずっと創作的で、可能性があると思いましたね。まだ私にとっては買うまでは行かないのですが、Mステの有名な音楽を買って聴いているなら、こっちを聴け！と思いました。

　あとは“100もの扉”のPVフルオンエアーと、今週いよいよ発売となる倉木麻衣さんの“Diamond Wave”の紹介でしたね。この“Diamond Wave”、Podcastで1コーラス聴いたときの印象はイマイチだったんですけど、サビが妙に耳に残る曲だと思いました。去年の『FUSE OF LOVE』に収録されている“Honey, feeling for me”もサビが耳に残るという点では同じですね。どちらの曲も秀作と言えないのが残念ですが、サビが耳に残りやすい、口ずさめる曲というのでしょうか。

　口ずさめる曲に共通しているのは、サビに強いひねりがなくて、さわやかであるということ。一般に受け入れられる曲って、誰にでも自然と口ずさめるということがすごく大事だと思うのです。この点に関しては“Diamond Wave”は久しぶりに「来た！」と思いましたね。最近聞いた中では、竹仲絵里さんの『ペルソナ』収録の“alice”のサビ「ど〜こまでも〜 ど〜こまでも〜♪」もかなり耳に残りそうです。

　あとはMステなんですが、残念ながら、GIZAのユニット以外は特に聞くに値するものがなかったと思いました..。AZUKI 17さんもレビューされていますが、福山さんの曲は昔の曲に比べてインパクトが弱い気がしましたし、YUIさんも曲に対して歌唱技術がまだまだついてきてないし、平井堅さんの曲も感ずるものが何もなかったんですね。あとは触れる気もしません。そもそも、プロであるのに作品が手抜きであるとか、見せるには下手であるというのが問題だと思うのです。こんなに収穫のない音楽番組を放映していて恥ずかしくないの？

　実は、チバテレビ（デジタル）が入って大喜びしているのはこの辺で、BEINGでお馴染みMU-GENの初回放送の他、The・座とかKOBE CALLINGといった、在京キー曲の民放がやらない「濃い」音楽番組があるからなんです。山積みの石の中から一かけの宝石を見いだす作業となりそうですが、これはこれで楽しいものですね。これからも「x-まる録」を活用してチェックしていこうと思います。