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2009.04.19 Sunday

◇ 経済危機とは言うけれど..

　危機とは言うけれどというタイトルにしましたが、渦中にいる人にとっては間違いなく危機なんですけどね。

　あえてマクロ的に捉えてみるとどういう事が言えるか。

　強いて言うなら、需要がないのに大量に作って余らせてしまったというのがそもそもの要因なのではないのかと。

　単価を下げるのには単位を上げるしかないというのは自明なのですが、そこまでして「本当に単価を下げる必要があるのか？」は経営者がしっかり考える必要がある事項なのではないかと思うんですね。

　単価を下げなくてはいけないものというのは、同業他社が手がけていることなのですから、あえて自社でやる必要性が薄いものなのです。自社が手がけるのには単価を下げる必要があって、人件費を削ってでも単価を下げるということなので、ゆくゆくは社員に満足に給与を支払うことが出来なくなることにつながります。

　「数字の見える化」は重要ですが、それ以上に重要なのは「社員の食える化」です。別に食うに困っているわけではないので、満足に給料を取らすことと置き換わりますが..。

　社員に満足に給与を支払えない会社の経営陣は経営者失格ですね。

Posted by キャニオン at 11:56 | comments (0) | trackbacks (0) | 雑談

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