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2009.02.17 Tuesday

◇ 既定路線ですが..

 富士通のHDD製造部門が東芝に売却されるとのことです。前から言われていたことですが、群雄割拠のHDD業界は規模と数で勝負なのでしょう。

 ただ、今回の東芝(というかHDD生産合弁会社)への譲渡の対象となるのはドライブの生産部門だけ。HDDの部品生産部門は含まれないとのことです。WDもプラッタ生産業者を買収していますし、旧IBMのHDD生産部門を引き継いだHGSTも、最大手のSeagateもプラッタなどの部品を内製しているんですよね。

 プラッタはいったん子会社に整理した後に昭和電工に譲渡されるのだとか。

 となると、今も昔も東芝は回路基板以外は外部調達して組み立てるだけのメーカーということになります。昭和電工などからプラッタを調達し、モーターは日本電産、ヘッドはTDKなどからとなると、Samsungとの価格勝負って世界なのでしょうかねぇ..。(Samsungも部品は外部調達)

Posted by キャニオン at 21:00 | comments (0) | trackbacks (0) | 雑談

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