今年1月23日に発売された、コトリンゴさんのミニアルバム、『nemurugirl』を買いました。
先日のTokyo Sound Connectionでコトリンゴさんのピアノ弾き語りを聴いて、レコーディング作品も聴いてみようと思ったのがきっかけなのですが..。CDって、必ずしもその良さを伝えてくれるものじゃないんですよね。毎度のことなんですが。
前作のエレクトロニカ中心であった『songs in the birdcage』がイマイチだったので、今作はどうかと思ったのです。
先日のTokyo Sound Connectionでコトリンゴさんのピアノ弾き語りを聴いて、レコーディング作品も聴いてみようと思ったのがきっかけなのですが..。CDって、必ずしもその良さを伝えてくれるものじゃないんですよね。毎度のことなんですが。
前作のエレクトロニカ中心であった『songs in the birdcage』がイマイチだったので、今作はどうかと思ったのです。
commmonsのプロフィールにあるように、「圧倒的なピアノ演奏力」があるのは確かですし、「童女のようにピュアな歌声」というか、(私より年上だけど)子どもが歌っているようなというか、そんな声質なのは確かなのです。しかし、「エレクトロニカと融合したサウンド」が彼女の声質に合っているかといえば、そうとは思えませんでした。
ただ、ちょっとひねくれた物語のような歌詞と彼女の歌声が独特の世界観を醸し出しているのは確かだと思います。圧倒的なピアノ演奏力でもって、その音楽の雰囲気を作ることが出来ているのですから、それを上手く合わせるサポートがあっても良いのではないか、と前作を聴いて思っていたんですね。
今作では“runaway girl”ではストリングスを、“chocolate”ではエレキベースとドラムセットを交えていて、特に“runaway girl”では歌声と雰囲気が上手く引き出されていると感じました。
“chocolate”では一転してすごく調子の良いオケになっています。普通に聞こえるけど、実は7拍子。そして、トリオで一発録りの名演でもあるのです。レコーディングでここまでライブ感のある演奏はそうないと思います。
一転して、“itsumo”は発売時期に合わせたような冬の感じが良く出ている、ほぼ弾き語りに近いシンプルな構成。寒々しく、少し怖い感じが良く出ています。
このようにしてみると、前作のエレクトロニカ中心から、ストリングスやバンドありの構成も見られるようになって、1stアルバムよりも名刺代わりの1枚になったと思います。実力はあるだけに、今後の活躍に期待したいと思います。
ただ、ちょっとひねくれた物語のような歌詞と彼女の歌声が独特の世界観を醸し出しているのは確かだと思います。圧倒的なピアノ演奏力でもって、その音楽の雰囲気を作ることが出来ているのですから、それを上手く合わせるサポートがあっても良いのではないか、と前作を聴いて思っていたんですね。
今作では“runaway girl”ではストリングスを、“chocolate”ではエレキベースとドラムセットを交えていて、特に“runaway girl”では歌声と雰囲気が上手く引き出されていると感じました。
“chocolate”では一転してすごく調子の良いオケになっています。普通に聞こえるけど、実は7拍子。そして、トリオで一発録りの名演でもあるのです。レコーディングでここまでライブ感のある演奏はそうないと思います。
一転して、“itsumo”は発売時期に合わせたような冬の感じが良く出ている、ほぼ弾き語りに近いシンプルな構成。寒々しく、少し怖い感じが良く出ています。
このようにしてみると、前作のエレクトロニカ中心から、ストリングスやバンドありの構成も見られるようになって、1stアルバムよりも名刺代わりの1枚になったと思います。実力はあるだけに、今後の活躍に期待したいと思います。
Comments