ある種「私的アーティストランキング」のようなものが流行っているようなので、少し便乗してみます。
今まで、あえて記事にはしていませんでしたが、私にも当然のことながら好みのタイプのヴォーカルはいます。現時点で誰かというのはプロフィールを見ると判るのですが、どんなところが好きというのは言っていなかったと思います。
というわけで、書いてある中身はほぼ自明、ヴォーカル力のある人が中心ですが、着眼点は違うので、その辺を知っていただければと思います。
今まで、あえて記事にはしていませんでしたが、私にも当然のことながら好みのタイプのヴォーカルはいます。現時点で誰かというのはプロフィールを見ると判るのですが、どんなところが好きというのは言っていなかったと思います。
というわけで、書いてある中身はほぼ自明、ヴォーカル力のある人が中心ですが、着眼点は違うので、その辺を知っていただければと思います。
では、順にコメントを。
項目の太字強調と強調の違いは、私の描いている理想に近いかどうかです。自分の世界がどれだけ描けていて、主張しているかが基準なので、歌の世界における個性の強さが一つの基準ですね..。
○ 竹仲絵里さん
竹仲絵里さんは自分の思い描いているシンガーソングライターの姿そのものでしたね。初めて生の歌声を聞いたときには衝撃的でした。
一番惹かれたのは心地良いアルトの声質、圧倒的な表現力です。曲は日本語を大事にしたシンプルな言葉の歌詞が良いと思います。最大の魅力は、毎回ライブを見に行く度に、必ず驚きや新たな発見があることなんでしょうか。なので、しばらく目が離せそうにありません。
難点は、何でも歌いこなすタイプというより、自分の表情を自分の温度で歌声に乗せるのが上手なタイプなので、合わない曲調があるというところだと思っています。個人的には、うるさ型の電気楽器を多用したバンドよりはアコースティック構成の方が合っていると思いますね。
○ Shihoさん(FRIED PRIDE)
FRIED PRIDEのヴォーカル、ShihoさんはJazz好きには既に超有名人なのですが、圧倒的な歌唱力を持ったパワフルなヴォーカルが特徴ですね。Shihoさんの歌声を聞く前にGRPオールスターズのヴォーカルを聞いていたのですが、これまた全然引けを取ってません。難しい歌でもさらりと歌ってしまう実力が光ってます。
FRIED PRIDEではさらに、編曲のセンスが良く、リーダーの横田明紀男さん(とは言ってもデュオだけど..)のバカテク ギターが聴けて、ライブはとても楽しいです。
あまり本格的なJazzヴォーカルが好きではない人にはnoonさんの方がオススメです。(両方とも生の歌声を聞きました。でも、私はShihoさんのパワフルなヴォーカルの方が好きです)
○ chihiRoさん(JiLL-Decoy association)
JiLL-Decoy associationというJazz-crossoverポップスのバンドのヴォーカルです。初めて聴いたときにすごくロックのセンスのある人だなと思ったんですけど、かなり広い音域で艶のある落ち着いた声の出せるというのが大きいです。「なんちゃってロック」は沢山あるけど、chihiRoさんのようなロックにあるべきパワーヴォーカルは少ないよなぁ。
JiLL-Decoy associationのバンドはフュージョンのライブを見に行ってもなかなか見ることのできないレベルの高い奏者が多いです。FRIED PRIDEがギターとヴォーカル(+パーカッション)のシンプルな(でも熱い)ライブなら、こっちはさしずめ豪華版といった感じ。
○ 植村花菜さん
植村さんの今の時点での印象は、歌うのがとても好きな女の子。すごく前向きなエネルギーに満ちあふれていて、歌声を聞いているとちょっと幸せになれる感じがします。
たぶん、植村さんよりうまい人を探すのは難しいと思うくらい歌は上手だと思うし、すごくポテンシャルはあると思うんだけど、強みを活かしきった曲がまだ無いのが弱点ですね。
観客の客層は竹仲さんとかなり被っている気がしますが、ギターを自ら弾いて歌う女性という点では同じでも、歌っている中身や表現力は全くの別モノと考えるべきだと思います..。
○ Annekeiさん
デンマーク出身、ニューヨーク在住、正統派の美人声のシンガーソングライターです。知識としてJazzを知っているけれども、シンガーソングライターといった方があっているという点ではNorah Jonesと同じですね。
歌は上手ですが、声がすごく軽いので、ブルースやロックには向かないと思います。同じ理由で、電気楽器の入ったバンドよりはアコースティック構成の方が向いているかな..。ちょっと個性が弱いかも..。
というわけで、現時点でそこそこ注目している人について書いてみました。探し始めると止まらないところがあるんですけど、これだ!と思うものもなかなか無くて今のところこんな感じです。
皆さんの好きなヴォーカルのどこに惹かれてますか?
蛇足ながら追記:
「男性ヴォーカルバージョンはあるの?」との問いがありそうなので書いておきますが、残念ながら今のところありません!どうしてこうも気に入るものがないのか不思議ですが..。(奏者は結構いるのに..)
項目の太字強調と強調の違いは、私の描いている理想に近いかどうかです。自分の世界がどれだけ描けていて、主張しているかが基準なので、歌の世界における個性の強さが一つの基準ですね..。
○ 竹仲絵里さん
竹仲絵里さんは自分の思い描いているシンガーソングライターの姿そのものでしたね。初めて生の歌声を聞いたときには衝撃的でした。
一番惹かれたのは心地良いアルトの声質、圧倒的な表現力です。曲は日本語を大事にしたシンプルな言葉の歌詞が良いと思います。最大の魅力は、毎回ライブを見に行く度に、必ず驚きや新たな発見があることなんでしょうか。なので、しばらく目が離せそうにありません。
難点は、何でも歌いこなすタイプというより、自分の表情を自分の温度で歌声に乗せるのが上手なタイプなので、合わない曲調があるというところだと思っています。個人的には、うるさ型の電気楽器を多用したバンドよりはアコースティック構成の方が合っていると思いますね。
○ Shihoさん(FRIED PRIDE)
FRIED PRIDEのヴォーカル、ShihoさんはJazz好きには既に超有名人なのですが、圧倒的な歌唱力を持ったパワフルなヴォーカルが特徴ですね。Shihoさんの歌声を聞く前にGRPオールスターズのヴォーカルを聞いていたのですが、これまた全然引けを取ってません。難しい歌でもさらりと歌ってしまう実力が光ってます。
FRIED PRIDEではさらに、編曲のセンスが良く、リーダーの横田明紀男さん(とは言ってもデュオだけど..)のバカテク ギターが聴けて、ライブはとても楽しいです。
あまり本格的なJazzヴォーカルが好きではない人にはnoonさんの方がオススメです。(両方とも生の歌声を聞きました。でも、私はShihoさんのパワフルなヴォーカルの方が好きです)
○ chihiRoさん(JiLL-Decoy association)
JiLL-Decoy associationというJazz-crossoverポップスのバンドのヴォーカルです。初めて聴いたときにすごくロックのセンスのある人だなと思ったんですけど、かなり広い音域で艶のある落ち着いた声の出せるというのが大きいです。「なんちゃってロック」は沢山あるけど、chihiRoさんのようなロックにあるべきパワーヴォーカルは少ないよなぁ。
JiLL-Decoy associationのバンドはフュージョンのライブを見に行ってもなかなか見ることのできないレベルの高い奏者が多いです。FRIED PRIDEがギターとヴォーカル(+パーカッション)のシンプルな(でも熱い)ライブなら、こっちはさしずめ豪華版といった感じ。
○ 植村花菜さん
植村さんの今の時点での印象は、歌うのがとても好きな女の子。すごく前向きなエネルギーに満ちあふれていて、歌声を聞いているとちょっと幸せになれる感じがします。
たぶん、植村さんよりうまい人を探すのは難しいと思うくらい歌は上手だと思うし、すごくポテンシャルはあると思うんだけど、強みを活かしきった曲がまだ無いのが弱点ですね。
観客の客層は竹仲さんとかなり被っている気がしますが、ギターを自ら弾いて歌う女性という点では同じでも、歌っている中身や表現力は全くの別モノと考えるべきだと思います..。
○ Annekeiさん
デンマーク出身、ニューヨーク在住、正統派の美人声のシンガーソングライターです。知識としてJazzを知っているけれども、シンガーソングライターといった方があっているという点ではNorah Jonesと同じですね。
歌は上手ですが、声がすごく軽いので、ブルースやロックには向かないと思います。同じ理由で、電気楽器の入ったバンドよりはアコースティック構成の方が向いているかな..。ちょっと個性が弱いかも..。
というわけで、現時点でそこそこ注目している人について書いてみました。探し始めると止まらないところがあるんですけど、これだ!と思うものもなかなか無くて今のところこんな感じです。
皆さんの好きなヴォーカルのどこに惹かれてますか?
蛇足ながら追記:
「男性ヴォーカルバージョンはあるの?」との問いがありそうなので書いておきますが、残念ながら今のところありません!どうしてこうも気に入るものがないのか不思議ですが..。(奏者は結構いるのに..)
Comments
ボーカルの表現力もどんどんUPしていて楽しみです。
竹仲さんは強みを活かしきっているという点で好感が持てますね。歌唱力単独なら他にもいますけど、私はシンガーソングライターに歌唱力を追求してません。聴ける程度であればOKです。
むしろ、シンガーソングライターではないヴォーカルに対しては圧倒的な歌唱力を求めます。求めている内容が違うというのでしょうか..。